長崎おもしろ・よもやま話 第13話「めがね橋ファンタジー」
今回のお話、いかがでしたでしょうか。
私は、「めがね橋ファンタジー」というタイトルからときめきました。
夢に出てきたお話で現実が展開していくという、大好きなお話でした。
眼鏡橋は、私にとって、とても大切な場所です。
というのは、デビュー曲『私ここにいます』の歌詞の中で唯一出てくる地名、観光名所だからです。
その眼鏡橋をつくった黙子如定禅師に、こんなお話があったとは。
本当に今回は読めてよかったです。
お話の中に“香衣(こうえ)”という言葉が出てきます。
香をたいて、衣服に香りをしのばせるということは聞いたことがありましたが、
香り染めという染めて香りをつけるというのは、私、初めて知りました。
私は娘の名前に、“香”“衣”二つの漢字をつけていまして、とても気になったので、
実際に丁子染め(ちょうじぞめ)をやってみましたら、本当に家じゅうにいい香りが広がりました。
染めた靴下からもいい香りがするのです。
まずは足元から高僧の真似をしてみたいと取り組んでみました。