長崎おもしろ・よもやま話 第37話「幕末のドル・ショック」
今回のお話いかがでしたか。
お金にまつわるお話、具体的にイメージがわいて、とてもおもしろかったです。
阿蘭陀人が欲しい品物に自分の名前を書いて、そしてそれを商人が出島まで届けて、
役人が書類をつくった後でやっと代金がもらえ、商品が渡されたというのは、
これまでイメージしたことがなかったので、そういう世界だったのだな、
人は面倒な事をしたくないので正直者ではなくなるのだな、と思いました。
そして、この時代に日本の金が出ていったのだな、と思うと悔しさを覚えました。
もっと賢く立ち回れなかったのかしら、列強にしてみたら弱い相手だったんだろうなと思って癪に障りました。