読み手「やまだ眸月真」のつぶやき

長崎の民話 五島編 第7話 「ガータローと荒木倫左衛門」

今回のお話も河童ですよね、ガータローの登場となりました。
この若松町・荒木倫左衛門さんの子孫ではないかという方が、実はこの朗読を通じて知り合った方の中にいらっしゃるんです。
名前は、やはり荒木さんとおっしゃるんですけれども、お電話でお話ししたところ、たぶん自分の先祖にあたるのではないかな、というお話でした。
「一人で峠の方に行くなよ。ガータローに捕まえられてしまうよ」と、子供の頃によく言われていたそうです。
この物語が土地のものとして根付いていたことを教えていただいて、豊かな気持ちになりました。
その土地に根差した物語、大事に大事に掘り起こして受け継いでいきたいなと改めて感じています。

 
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