読み手「やまだ眸月真」のつぶやき

長崎の民話 県北編 第9話「美女塚/夕影山の主」(対馬)

今回のお話、1話目の“鶴王”、2話目の“夕影山の主”、どちらも本番の録音をさせてもらえない作品でした。
それは、私が二人の気持ちになかなか近付けなかったというのがあったんだと思います。
1話目で、鶴王がお母さんを残して故郷を立ち去れなかったという場面のところで、実は恋焦がれる人もいたんじゃないのかなという思いに至った時に、やっとこの作品が私のところにぐっと近付いてくれたように思います。
これからも、作品の中の行間を読むように朗読していきたいと思います。
皆さんの胸にはどう届いているでしょうか。

 
NOCSページトップ