読み手「やまだ眸月真」のつぶやき

長崎ひとりあるき 第1話「出島のこと」

越中哲也先生の長崎ひとりあるき、朗読を担当させていただく喜びがあります。
今回の出島のお話は、以前の朗読でも読ませていただいているので知っているお話も多かったのですが、知らなかったのは61人が斬首されたというところでした。
ルイス・パエス・パチェコを乗せた船の扱いについてですが、61人の帰りを待った人がポルトガルにはいらしたわけで、本国で帰りをずっと待っていたご家族のことを思ってしまいます。
お墓はどこにあるんだろう、61人の方の魂の弔いはなされたんだろうか、ポルトガル・マカオではどうだったのか、ということに思いを馳せました。
知らないことが本当にたくさんで、益々朗読をさせていただく喜びが増しています。

 
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