続長崎おもしろ・よもやま話 第12話 シリーズ第32話 「土用とウナギ 明清楽 方言の方言」 ご協賛:鰹\八銀行様 |
ウナギを食べるのは、土用の丑の日が一番良いという習俗は、いつ頃から起こったかというお話。そして、明の唐船主魏九官やその曾孫 民部から伝授された明清楽にまつわるお話。最後に、町中で交わされる会話を長崎弁でご紹介。最終話は、三つのお話をお届けします。 | |
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続長崎おもしろ・よもやま話 第11話 シリーズ第31話 「オランダ船大砲始末」 ご協賛:給g次商店様 |
1964年、かつてオランダ船に搭載されていたといわれ、なんらかの事情により海中に残されたものと思われる鉄製の大砲が、浦上川の出口、志賀の波止付近から引き揚げられました。その鉄製の大砲が引き揚げられた後のお話をお届けします。 | |
続長崎おもしろ・よもやま話 第10話 シリーズ第30話 「錦帯橋とめがね橋 長崎のちまき」 ご協賛:鰹、工組合中央金庫様 |
日本三名橋の一つともいわれている山口県・岩国市にある錦帯橋。錦帯橋が架かっている錦川は、雨により増水することが多く、その都度、橋が流失していたそうです。岩国藩主 吉川広喜は恒久的な橋梁をつくるべく、家臣に研究を命じます。架橋の前に相談をしたのが、長崎に居た明の帰化僧 独立禅師でした。前半は、錦帯橋と長崎が関係しているお話、そして後半は、中国から伝わった長崎ならではの「長崎ちまき(唐灰汁ちまき)」のお話をお届けします。 | |
続長崎おもしろ・よもやま話 第9話 シリーズ第29話 「南蛮船引き揚げ事情」 ご協賛:鰹、工組合中央金庫様 |
島原城主・有馬晴信は、徳川家康の依頼を受けて、当時、高貴な香料だった伽羅(きゃら)を輸入するため、家臣を南支の占城へ派遣します。家臣は無事、伽羅を手に入れ帰途しますが、マカオのポルトガル人と大喧嘩をして、守備司令官ペッソア率いる兵に殺されてしまいます。その話を聞いた晴信は、烈火のように怒り、ポルトガル船の討ち取りを命じ、追い詰められたポルトガル船は爆沈します。ポルトガル船が爆沈するまでの顛末とそれを引揚げようとした人々のお話をお届けします。※「長崎の民話特別編 郷土長崎の先人たち 第8話“中山要左衛門”“有馬晴信”」の回にも、有馬晴信が登場します。ぜひ、併せてお聞きください。 | |
続長崎おもしろ・よもやま話 第8話 シリーズ第28話 「実録・思案橋ブルースとグラバー邸は残った」 ご協賛:阿部社会保険労務事務所様 |
日本三大遊郭といわれた丸山への門前橋・思案橋。この場所で、丸山へ「行こか戻ろか」と思案したので名付けられたといいます。その思案橋についての四方山話と、今は長崎の観光名所として知られている“グラバー邸”に起こった一大事、それを救った人物のお話をお届けします。 | |
続長崎おもしろ・よもやま話 第7話 シリーズ第27話 「ぼた餅を詠んだ歌とちゃんぽん」 ご協賛:税理士法人波多野アンドパートナーズ会計事務所様 |
長崎諏訪神社・長崎公園内にある「月見茶屋」は、創業明治18年。有名な「お諏訪さんのぼた餅」、今でも変わらず食することができます。そのぼた餅(べた餅)の歌を詠んだ、宮中・御歌所長・正二位勲一等男爵・高崎正風が長崎を訪れた時のお話と、ちゃんぽん、皿うどんの量にまつわるお話をお届けします。 | |
続長崎おもしろ・よもやま話 第6話 シリーズ第26話 「吉井 勇と長崎」 ご協賛:西中司法書士事務所様 |
「おほらかに 稲佐の嶽ゆ 見はるかす 海もはろばろ 山もはろばろ」歌人・吉井勇の歌碑は、県下に9本あり、そのうちの一つ、上記の歌碑が稲佐山にあります。幾度となく長崎を訪れた勇は、数多く長崎にちなんだ歌を詠んでいます。今回は、勇が詠んだ叙情ロマンの香りに満ち、甘い長崎の情緒歌を織り交ぜてお届けします。 | |
続長崎おもしろ・よもやま話 第5話 シリーズ第25話 「永見夏汀をしのぶ」 ご協賛:井口・堺法律事務所様 |
永見夏汀は、明治23年8月、永見徳太郎と松本むらの3男として、長崎に生まれます。家業を継ぎ、倉庫業に励む傍ら、市会議員、会議所議員、十八銀行監査役などを勤め、ブラジル名誉領事にもなりました。夏汀は、油絵、写真、歌、郷土史の研究などもたしなむ文化人。中央から長崎を訪れる著名な文化人のほとんどを自宅に泊めてお世話をしていました。中央文化人を歓待することで、彼らが長崎を紹介する結果となりましたので、夏汀は長崎の観光面に大きく貢献しています。この回は、夏汀の職業人の顔と文化人の顔の両方をお届けします。 | |
続長崎おもしろ・よもやま話 第4話 シリーズ第24話 「河童屏風」 ご協賛:井口・堺法律事務所様 |
小説家・芥川龍之介が二度目に長崎を訪れた、大正11年5月。この時、丸山の料亭「菊の家」の芸妓・照菊(杉本わか、後年料亭「菊本」)のために、「河童屏風」を描きあげました。その河童屏風、そして芥川龍之介と長崎についてのエピソードをお届けします。 | |
続長崎おもしろ・よもやま話 第3話 シリーズ第23話 「斎藤茂吉と長崎」 ご協賛:井口・堺法律事務所様 |
山形県生まれの歌人・斎藤茂吉は、大正6年12月、長崎医専精神科教授として長崎に赴任します。赴任してから、大正10年3月に上京するまでの間、茂吉は長崎にちなんだ歌を多く詠んでいます。20冊ちかい歌集の中でも、特に『つゆじも』には長崎を詠む歌が一巻の約三分の一おさめられています。この回では長崎にちなんだ歌と、長崎での茂吉の様子をお届けします。※「長崎ものしり手帳シーズンU 第18話ピナテールのこと」の回にも、斎藤茂吉が登場します。ぜひ、併せてお聞きください。 | |
続長崎おもしろ・よもやま話 第2話 シリーズ第22話 「北原白秋を憶う 後半」 ご協賛:井口・堺法律事務所様 |
昭和10年6月、北原白秋は長崎を訪れた際、伊王島にも足を運んでいます。この時の思いを「伊王島」として長歌一首と、返歌を発表しています。この回は、そのお話と白秋お得意の隠し芸や長崎でのエピソードを中心とした内容をお届けします。 | |
続長崎おもしろ・よもやま話 第1話 シリーズ第21話 「北原白秋を憶う 前半」 ご協賛:井口・堺法律事務所様 |
詩集「邪宗門」「思ひ出」、童謡「この道」「ペチカ」「赤い鳥 小鳥」などで有名な詩人・北原白秋。白秋は、二度、長崎を訪れています。一度目は明治40年。与謝野鉄幹、平野万里、吉井勇、木下杢太郎らと九州西部を中心に旅した際に来崎。この時の紀行文がかの有名な「五足の靴」です。そして二度目の来崎となるのが、昭和10年6月。三菱造船所から招かれ、白秋は長崎を訪れました。この回は、その時の様子やその後について、門下生の島内氏が白秋に思いを馳せつつしたためた内容をお届けします。 |
やまだ眸月真
長崎生まれ、長崎育ち、長崎在住。
長崎県立東高、長崎県立女子短期大学を卒業。
長崎「旅」博覧会のイメージソング「私ここにいます」でデビュー。
最近、出会ってたまらなく好きになった言葉 : 「縁尋機妙 多逢聖因」
出会いを重ねて人生を豊かに感じていくのが目標です。
ものしり手帳を通して、聞いてくださった方と長崎が、また登場人物との繋がりが
深くなることを願い読ませて頂いてます。
花唄 words and song by やまだ 眸月真
花の中に ひそむ ひたむきな愛 花を見る 心にも その愛は届く
花も枯れた この街に 今 愛が宿る 泣きつかれた この街に 今 愛 あふれる
時を超えて 咲き始める 花はここにある
風の中に 響く 静かな鐘の音 風をしる 心にも その鐘は響く
風も消えた この街に 今 鐘を鳴らす 泣きつかれた この街に 今 鐘は鳴る
時を超えて 鳴り続ける 鐘はここにある
* 心に街に 花は咲いて 心に街に 鐘は鳴って
ひとりは ふたりになって 愛を届ける
* くりかえし
ふたりは ひとりを育て 愛を届ける 愛を届ける