長崎の民話 特別編 第2話「向井去来」「野口寧斎」
今回のお話「向井去来」と「野口寧斎」とても興味深く朗読させていただきました。私は芒塚の生まれ育ちなので、向井去来の句【君が手も まじるなるべし はなすすき】は、体の中に染みいっている言葉なので本当に嬉しかったです。そして、野口寧斎。この方のことは知らなかったので、調べながら朗読にいたりました。この方の死にざまを知った時に気持ち悪くなりまして、いったん調べるのもやめて距離をとりました。この方は、妹の夫に殺されているんですね。それも後からだんだんとわかってくるのです。皆さんよかったら調べてみてください。だから、野口寧斎の名は、正岡子規ほどは知られていないんですね。もっと評価されてもいい素晴らしい方だったのに、非常に無念だったのではないかという思いが、朗読をしながら湧いてきました。声のトーンも低めになっています。野口寧斎の人生を更にもっと深く知っていただきたいと思います。