月別アーカイブ: 2011年8月

第16話 江戸の仇は長崎で

「江戸の仇を長崎“で”討つ」一度は耳にしたことがある言葉だと思います。本来は「江戸の仇を長崎“が”討つ」が正しいのだそうです。この由来に出てくる長崎の細工人が作ったギヤマン細工・ビイドロ細工とは、今でいうガラス細工です。大物で、細かく巧みに作られたガラス細工は、どんなに綺麗だったでしょう。江戸の都全体の人気を博したガラス細工は、長崎ビイドロとして現代まで受け継がれています。今回は、アート引越しセンターのご協賛でお届けしました。

第15話 長崎ぶらぶら節考

なかにし礼さんの小説になり、吉永小百合さんで映画になりました。読み手のやまだ眸月真さんは、その主人公の「愛八」ネーサンの根っからのファンです。はやった当時はそんなにのんびりとした時勢でもなかったようで、それはそれで「のんびり」と、長崎人の心意気かもしれません。ながさき~ぶらぶら。いかがでしょう、今回で最終回となりました、これまでの配信分をアイポッドにつめこんで、ながさき~ぶらぶら、ぶらり ぶらりと 長崎の街並みを歩いてみませんか。路地から「大浦のお慶さん」似の女将さんがよっこり顔を出したり、近藤長次郎並の勇ましい学生が飛び出してきたり、近眼の龍馬風のおじさんとぶつかったり、桃カステラや中国菓子、角煮まんじゅうやハトシをほうばって ぶらり~ ぶらり~と、いうたもんだいちゅう~~~~。最終回は株式会社ミロク情報サービスさまのご協賛でした。