月別アーカイブ: 2014年10月

特別編 「長崎おもしろ・よもやま話」第2話 大評判・長崎忠臣蔵またの名を深堀騒動 その2

斬られ損の権力者、町年寄・高木彦右衛門と佐賀藩深堀領の武士との間に起きた討ち入り事件。
長崎版・忠臣蔵「深堀騒動」のお話、その2。
今回は、この騒動の佳境へと入っていきます。
町人である仲間風情にわびをいれたり、屋敷に乱入され武士の魂ともいえる大小の刀を奪い取られたと知らせを受けた深堀家、「すわ、一大事、武士の一分があい立たぬ」と、高木屋敷へ討ち入りとなります。

番外編 H26年長崎くんち「八幡町・山伏道中・剣舞・弓矢八幡祝い船編」

10月8日中日(なかび) 長崎市公会堂前広場での奉納踊「八幡町・山伏道中・剣舞・弓矢八幡祝い船」をお届けします。
町名の由来である八幡宮を勧請したのが山伏であったことから、奉納踊にもこれを取り入れています。
剣舞の後、船が豪快に曳き回され、八幡様の使いである白鳩が放たれます。
傘鉾の飾は、朱塗りの弓立に大弓二本と矢一揃い、白鳩三羽が置かれています。

番外編 H26年長崎くんち「万才町・本踊編」

10月8日中日(なかび) 長崎市公会堂前広場での奉納踊「万才町・本踊」をお届けします。
明治天皇の長崎巡幸を記念して、町名が萬歳町となりました。
所望踊「長崎万歳」では、踊町の出演者や役員、会場の観客が一体となって盛り上がります。
傘鉾の飾は、北村西望による萬歳の書のある朱盃を真中に置き、後ろに御幣、前に神楽鈴を配しています。

番外編 H26年長崎くんち「興善町・本踊(石橋)編」

10月8日中日(なかび) 長崎市公会堂前広場での奉納踊「興善町・本踊(石橋)」をお届けします。
本踊「石橋(しゃっきょう)」は、能に由来する舞で、石橋の傍に咲き乱れる牡丹の花に、獅子と胡蝶が戯れる様子を表しています。
傘鉾の飾は、白木八ツ脚の台に、烏帽子と神楽鈴を置き、左右に紅葉を配しています。

番外編 H26年長崎くんち「西濵町・龍船編」

10月8日中日(なかび) 長崎市公会堂前広場での奉納踊「西濱町・龍船」をお届けします。
長崎くんちの演し物の中でも最大級の船で、船の中で唯一、舵(ハンドル)がついています。
ニ階部分を開くと本踊の舞台にすることが出来、今年は、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団元団員で世界的に著名なクラリネット奏者のペーター・シュミードルさんが、長崎ゆかりの音楽を奏でてくれました。
曳き回しの際、口から白煙を吐き、夜には、龍の目が赤く光ります。
傘鉾の飾は、貝合わせを入れる貝桶二つを紅葉の下に置き、蛤が置いてあり、貝桶には源氏物語が描かれています。

番外編 H26年長崎くんち「麹屋町・川船編」

10月8日中日(なかび) 長崎市公会堂前広場での奉納踊「麹屋町・川船」をお届けします。
船頭の網打ちの後、川船が踊場狭しと豪快に曳き回される。これは、川を上り下りする船が激流の渦に翻弄される様を表現したものです。
傘鉾の飾は、献上紅白梅が配されており、麹の花が咲くことを趣向したもので、麹蓋には町名が記されています。

番外編 H26年長崎くんち「五嶋町・龍踊編」

10月8日中日(なかび) 長崎市公会堂前広場での奉納踊「五嶋町・龍踊」をお届けします。
五嶋町では、平成12年(2000年)から龍踊を奉納しており、より速く、より高く、より激しく操られる躍動感あふれる龍の舞が観衆を魅了します。
傘鉾の飾は、菊と薄の中に棗形と六角形虫篭を置いたもので、シーボルトの著書「日本」にも描かれ紹介されています。
今年は白龍を新調し、2体の龍で龍踊を奉納しました。

番外編 H26年長崎くんち「銀屋町・鯱太鼓編」

国指定重要無形民俗文化財「長崎くんち」 長崎くんちとは、長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭で、毎年10月7日から3日間、長崎の町を挙げて催されます。寛永11年(1634年)に、当時の太夫町(後に丸山町と寄合町になる)の高尾と音羽の両人が、諏訪神社神前に謡曲「小舞」を奉納したことがはじまりと言われ、長崎ではこの年に「出島」埋築が着工され「眼鏡橋」が架けられています。
10月8日中日(なかび) 長崎市公会堂前広場での奉納踊をお届けします。踊町:銀屋町 鯱太鼓(当組合関係者が担ぎ手として参加されています。)

特別編 「長崎おもしろ・よもやま話」第1話 大評判・長崎忠臣蔵またの名を深堀騒動 その1

斬られ損の権力者、町年寄・高木彦右衛門と佐賀藩深堀領の武士との間に起きた討ち入り事件。
長崎版・忠臣蔵「深堀騒動」のお話です。
今回は、この騒動の発端から背景、なぜこのような騒動と相成ったのかをお届けいたします。