「長崎ものしり手帳番外編」今回は長崎の名産をちょっとだけ、「ド・ロさま」そうめん・パスタをご紹介しましょう。1868年ひとりのフランス人神父が我が国へやってきました、その人がド・ロ神父当時28歳1914年(74歳)長崎大浦天主堂にて昇天されるまで、キリスト教の教えにそった、祈りと奉仕の一生でありました。地元の方は、敬意とともに「ド・ロさま」と呼んでいます。ド・ロ様さまは村人たちがあまりにも貧しいのに驚かれ、自立するための方策が必要と思われ、布教活動のかたわら、救助院を設けられ故国の私財をなげうって、婦女子にパン・マカロニ・そうめんづくりを指導されました。しかし長い戦役と、終戦の混乱の中いつの間にか製法は途絶えてしましました。しかし昭和56年12月、ド・ロさまにゆかりの深いシスターの記憶をもとに、苦難の末地元の方々の努力の結果復元され、現在に至っております。
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