トマス・グラバー。英国生まれの商人。若干21歳でジャーディン・マセソン商会代理人として来日。極東の内乱状態の国に単身来訪するのですから肝の座った人だったのでしょう。明治4年には破産。その後は日本人の妻とともに三菱に世話になり終生日本で過ごしました。息子さんは「倉場」となのり晩年は長崎で生活されたようです。乱世には乱世にふさわしい人が登場し、世が収まると舞台から退場する・・・歴史物語の典型のような話です。爽快ながらもの悲しい話です。今回は、株式会社谷川建設のご協賛にてお届けしました。
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