第25話 シーボルトの孫たか女の話 ご協賛:潟Nリーン・マット様 |
「長崎ものしり手帳 シリーズ2」も今回で最終回。最後を締めくくるのは、シーボルトの孫・山脇たかです。孫の立場から祖母「たき」を、そして子の立場から母「いね」の人生が語られています。近くで見てきたからこそ知りえることを聞くことができるお話です。2人の女性の人生を追体験してみませんか?今回は、株式会社クリーン・マットの協賛でお届けしました。 | |
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第24話 象志 ご協賛:ムトウ電材蒲l |
1728年、長崎に安南国産の牡牝2頭の象がやってきます。このうちの一頭はほどなく亡くなってしまいますが、残りの一頭は将軍へ献上されるため、1729年、長崎から江戸へ出発しました。その道中約80日間、そして江戸に着いてからのお話です。長い日数をかけて江戸にたどり着いた象に待っていた運命とは…。象が歩いた道・長崎街道は「長崎ものしり手帳・番外編2」で、ご紹介しています。ぜひこちらも併せてお楽しみください。今回は、ムトウ電材株式会社のご協賛でお届けしました。 | |
第23話 南蛮・紅毛の唄 ご協賛:山電蒲l |
開港以来、長崎はポルトガルやオランダなどからもたらされた南蛮、紅毛文化により栄えていきます。このとき持ち渡った南蛮、紅毛楽器や歌曲、中国の楽器や歌曲、切支丹の音楽等、いろんな異国の音楽や歌が長崎の町に響きわたりました。その当時の様子をうかがえるお話です。山電株式会社のご協賛でお届けしました。 | |
第22話 古賀十二郎 ご協賛:潟Cシマル様 |
古きよき時代の長崎の酸いも甘いも知り尽くした、もう再び登場することはないであろう、そんな巨人 古賀十二郎。小説・映画『長崎ぶらぶら節』で、ご存知の方も多いのではないでしょうか。長崎学の研究に打ち込むようになった経緯やその姿勢、古賀氏の面白いエピソードを知ることができるお話です。今回は、株式会社イシマルのご協賛でお届けしました。 | |
第21話 上野彦馬 ご協賛:扇精光蒲l |
長崎の偉人の一人、上野彦馬。写真薬剤を自製し、我が国最初の写真館をつくりました。彦馬は西南戦争に従軍し、我が国最初の報道カメラマンとしても威名を残しています。彼が「写真術の開祖」と言われるようになるまでの道のりは、けっして平坦なものではありませんでした。苦心惨憺の一生のお話です。今回は、扇精光株式会社のご協賛でお届けしました。 | |
第20話 浄瑠璃 鶴の港名残の一声 ご協賛:山二塗料産業蒲l |
旧唐津藩主の末裔で、日本海軍士官。のちには海軍中将まで栄達した小笠原長生(おがさわら・ながなり)。この人は文学的才能に恵まれていたようで、「東郷元帥詳伝」等の書物を著していますが、その彼が若い頃、西南戦争時の丸山芸者の一挿話を浄瑠璃としたもののようです。金波浄瑠璃といわれるようですが、これはそのうち、律儀な丸山芸妓の思えば哀しいお話です。人間、節をたてることの難しさと、厳しさを考えさせられます。 | |
第19話 端唄春雨の巻 ご協賛:手塚商事蒲l |
はるさめに しっぽり ぬるる うぐいすの はかぜに におう 梅が香や♪端唄はるさめの、そして、長崎を愛し、長崎紹介にその生涯をかけられた平山蘆江(ひらやま・ろこう)さんを初め、長崎を深く愛しておられた先人達のお話です。次は、「街歌」。唐の入船 オランダ出船 船のけむりで 稲佐がかすむかすむ日かげに 丸山通い 恋のゆうなぎ 日がくれる夜はしっぽく南蛮料理 あとはちゃんぽんにカステラ朝の別れは 梅が枝焼きの 夢の甘さがさめかねる | |
第18話 ピナテールのこと ご協賛:西部通信工業蒲l |
哀しき守銭奴、ピナテール。孤独な彼を救ってくれたのは最愛の人との出会い。哀しいかな、その出会いがまた彼を苦しめることになろうとは。彼を救えるものは愛かお金か。ピナテールの愛と孤独、哀しみを、ぜひ追体験してみてください。あなたの大切な人にきっと優しくなれますよ。今回は、NOCメンバー西部通信工業株式会社のご協賛でお届けしました。 | |
第17話 長崎の食べ物の話 ご協賛:(合)魚住商店様 |
長崎の名産物、「カステラ」と「からすみ」。「カステラ」作りの元祖は?「からすみ」を発明したのは?遡ること300〜400年以上。味しかり、製法しかり・・・「カステラ」「からすみ」の最初の一歩を知ることができるお話です。今回は、合資会社魚住商店様のご協賛でお届けしました。 | |
第16話 江戸の仇は長崎で ご協賛:滑ロ野様 |
「江戸の仇を長崎“で”討つ」一度は耳にしたことがある言葉だと思います。本来は「江戸の仇を長崎“が”討つ」が正しいのだそうです。この由来に出てくる長崎の細工人が作ったギヤマン細工・ビイドロ細工とは、今でいうガラス細工です。大物で、細かく巧みに作られたガラス細工は、どんなに綺麗だったでしょう。江戸の都全体の人気を博したガラス細工は、長崎ビイドロとして現代まで受け継がれています。今回は、アート引越しセンターのご協賛でお届けしました。 |
やまだ眸月真
長崎生まれ、長崎育ち、長崎在住。
長崎県立東高、長崎県立女子短期大学を卒業。
長崎「旅」博覧会のイメージソング「私ここにいます」でデビュー。
最近、出会ってたまらなく好きになった言葉 : 「縁尋機妙 多逢聖因」
出会いを重ねて人生を豊かに感じていくのが目標です。
ものしり手帳を通して、聞いてくださった方と長崎が、また登場人物との繋がりが
深くなることを願い読ませて頂いてます。
花唄 words and song by やまだ 眸月真
花の中に ひそむ ひたむきな愛 花を見る 心にも その愛は届く
花も枯れた この街に 今 愛が宿る 泣きつかれた この街に 今 愛 あふれる
時を超えて 咲き始める 花はここにある
風の中に 響く 静かな鐘の音 風をしる 心にも その鐘は響く
風も消えた この街に 今 鐘を鳴らす 泣きつかれた この街に 今 鐘は鳴る
時を超えて 鳴り続ける 鐘はここにある
* 心に街に 花は咲いて 心に街に 鐘は鳴って
ひとりは ふたりになって 愛を届ける
* くりかえし
ふたりは ひとりを育て 愛を届ける 愛を届ける