月別アーカイブ: 2011年5月

第6話 お滝さん花

出会い、別れ、そして、再会。運命的な出会い、その命じるままの別れ。人生の終焉間際での再会。人として生きていくのはつらいものです。ところで、シーボルトの息子さんは、その後、日本外務省スイス大使館に勤務し我が国外交の発展に貢献されたとか。シーボルトからのお滝さんへのたどたどしい日本語の手紙・・・一掬の涙を添えたいと思います。福岡市の高光産業株式会社のご協賛でお届けします。

第5話 砂糖からラクダまで

オランダ人たちは、船のバラストとして砂糖を船底に敷き詰めてきたようです。帰りには、日本の銅尺を船底につめこんでという具合です。長崎出島のオランダ商館にも大きな砂糖蔵があったようです。ほかにも、だちょう・象も連れてこられました。ラクダと違って象は将軍家に献上されましたが、大量の食糧が必要で、さすがの徳川将軍家ももてあましたとか。福岡市の株式会社ネットパス社のご協賛でお届けします。

第4話 近藤長次郎

NHK大河ドラマで大泉洋さんが演じていました。龍馬にしても、この長次郎にしても、才能溢れる人物たちの大
半は、精一杯に生きながら、十分得ることもなく滅んでいってしまいます。有為の人物故に、滅ぶのかもしれま
せん。「もしも」が許されるなら、のちの伊藤博文のように要職を得て縦横無尽の活躍もできたでしょうに。青
春の蹉跌というものでしょうか。地元の親和銀行のご協賛でお届けします。

第3話 大浦お慶

幕末長崎の女傑です。後の外務大臣陸奥宗光等も多大の援助を受けたようで、彼女が風呂に入るときには三助役となったとか(真偽不明)。大きな時流の転換が 行われる時、歴史は大勢の人間を必要な時に登場させ、役を果たすと、無情にも使い捨てにしてしまいます。彼女も歴史のある時点の必要に応じて、懸命に生き て、そして挫折し、失意のうちに歴史の中に埋没していきました。

第2話 道富丈吉

出島蘭館長と日本女性と間に生まれた悲劇の人。洋の東西をとわず、親が子を思う気持ちに変りはありません。オランダ商館長ドーフは約16年間長崎に滞在 し、当時の外交言語フランス語等の翻訳等、幕府の対外交渉にも貢献しました。蘭和辞書ドーフハルマ。大村益次郎等その後の蘭学を志す者には必須の辞書でし た。